スキーツアーに出かける際は、旅行グッズの他にウェアやグローブ、帽子、ゴーグルなどの小物を揃えたいですね。板や靴はスキーツアーのプランに入っていたり現地でレンタルできるので、予算やスキーツアーに参加する頻度を考えて購入すると良いです。小物にしてもデザインや機能によってずいぶん値段が変わってきます。特にグローブは長時間の寒さに耐える役目や、初心者やスノボなら水気に強い、怪我から守るなど機能性に注目して、選ぶ際のポイントを知っておきましょう。

グローブの価格帯幅はとても広いです。1000円以下で買えるような格安なものから1万円以上するような高級品まで、何が違うのか分からないことも多いですね。グローブの構造は1番外側のシェル、中のフィルム、インナーでできています。外側は革が基本で保湿力や強度があり、布や合皮もありますが安全性は革が最も高いです。

フィルムは防風、防水の役目を果たす重要な部分で、フィルムがないと隙間から冷たい風が入ってきます。ゴアテックスなど透湿素材は手袋の中が蒸れにくくなります。安いグローブはフィルムそのものが無い場合もあります。インナーは手に直接触れる素材です。

ポリエステルが主流で、起毛やフリースになっていて指先だけ曲げやすい素材を使っている事もあります。洗いやすいようにインナーが取り外せるレイヤータイプもあります。高いグローブほど防水透湿素材で丈夫、曲げやすい特徴があります。抗菌機能やグローブの湿度で発熱してインナー内部を暖かくする吸湿発熱素材など、蒸れやすいグローブを快適にする機能が備わっています。