中部地方のなかでもさらに中心に位置している志賀高原は、上信越高原国立公園のエリアにあたる雄大な自然がトレードマークとなっています。夏のシーズンでもハイキングなどの目的で訪れる観光客は多いものの、やはり本格的なにぎわいを見せるのは冬のシーズンとなります。志賀高原には18ものスキー場があり、スキーを楽しむ人たちの便宜のために50か所以上のゴンドラやリフトも同じ時期に稼働しています。高原全体としてのオフィシャルサイトもあり、シーズン中はインターネットを通じてリフトの稼働状況やライブカメラ映像なども配信されていますので、逐一最新の情報を知ることができます。

奥志賀から丸池、熊の湯に至るまで、志賀高原とはいってもエリア的にはかなり広く、それぞれ特徴があります。地形に応じてベテランから初級者まで滑りやすいコースは異なりますので、あらかじめそうした特徴を押さえておくと、効率的にスキーを楽しむことができます。また地形の違いは宿泊の際にもかかわってきます。志賀高原には大規模なホテルがあるいっぽうで、情緒あふれる温泉旅館などもあります。

温泉が豊富なエリアでは、スキー以外にも天然温泉の楽しみがプラスされますので、そのことも頭に入れて宿泊先を選ぶのも適当な方法です。シーズンには全国にある旅行代理店からパッケージツアーとして志賀高原行きのスキーツアーも売り出されるようになりますので、個別に予約するのではなく、こうしたツアーに参加しても手間が省けます。